自己肯定感とは、自分を好きになることではない

しかし、自己肯定感とは「いつも自分が好き」「自信満々でいる」という意味ではありません。
心理学では、自己肯定感に近い概念として「自尊感情(Self-Esteem)」という言葉が使われています。


それは、
「うまくいっている時も、失敗した時も、自分には価値があると思える感覚」
のことです。

私たちは誰でも失敗します。 できないこともあります。 人と比べて落ち込むこともあります。
それでも、
「今の自分でも大丈夫」 「失敗しても挑戦した価値はある」
と思えることが、本当の意味での自己肯定感なのかもしれません。

 

子どもたちの成長を見ていると、自己肯定感は褒められることで育つだけではないと感じます。

 

・失敗しても受け入れてもらえた経験。

・自分で考えて決めた経験。

・誰かの役に立てた経験。

 

そんな一つひとつの積み重ねが、自分への信頼につながっていきます。
私たち大人にできることは、結果だけを見るのではなく、
「やってみようと思えたこと」 「最後まで取り組めたこと」
に目を向けることだと思います。

 

自己肯定感は、成功のあとに生まれるものではなく、挑戦を支える土台です。
たとえ結果が思うように出なかったとしても、
「最後まで頑張ったね」 「よく考えたね」 「挑戦したことが素晴らしいね」
そんな言葉をかけられることで、子どもたちは自分の存在や努力に価値を感じることができます。
結果だけを評価されると、失敗を恐れるようになります。

 

一方で、挑戦の過程そのものを認められると、「またやってみよう」と思えるようになります。
そして私は、こう考えています。

 

「失敗」は、その瞬間は失敗かもしれない。

 

でも、諦めずに続け、その経験を活かして前に進めば、それはやがて成功体験へと変わる。
だからこそ、子どもたちの挑戦を否定せず、まず受け止めること。
できたかどうかよりも、 挑戦しようとした勇気を認めること。

私たち大人が子どもの可能性を信じ続けることが、未来を切り拓く力につながるのだと思います。


「できた・できない」ではなく、 「やってみたい」を大切に。
創才Labは、子どもたちが安心して挑戦できる場所であり続けたいと思います。

 

最後に、私の大好きな動画をご紹介します。
▶ キンコン西野 伝説のスピーチ 「人生に失敗など存在しない」 近畿大学 卒業式
https://youtu.be/dJT_L6d_fU8

 

創才Lab  田岡 茂樹